実母は亡くしてますが、娘みたいによくしてくださる方がいます。
「きゅうりがたくさん成ってるから、おいで」と声をかけていただき、伺ってきました。
少し甘めの浅漬けも漬けてくださって、帰りに持たせてくださいました。
「味見して」と言われて、すっと手のひらを差し出すわたし。きゅうりを菜箸で持ってわたしの手のひらに乗せてくれるお母さん。
これ、わたしの母や祖母が育った宮崎・串間のおもてなしなのです。
畑をされてるお母さんと初めて話した時、「この人の、絶対に串間の人だ」とイントネーションでわかりました。
お聞きすると、ご夫婦とも串間のご出身だそうで。
畑のお母さんとお会いした時、話して下さる言葉のひとつひとつのイントネーションを聞くだけで母や祖母を思い出し、涙が出てました。
今は、泣きそうにならずに話せます。生きてると時間は流れ、変わっていくことが人間の使命なのでしょう。
ある方からは、たくさんトマトもいただきました。
さっそく、トマトシチューを作りました。
旬の野菜をいただくことは、最高のごちそうです。